福田聡の輸入住宅修繕日記

ここのところ、
超多忙にかまけてこの日誌の更新が遅くなったり、
ついには穴を開ける日まで出ています。

毎日続けて来ているだけに、
欠かさずご覧頂いている方からは
何気に心配の声もちらほら・・。

昨日も古い友人から「大丈夫？」という
心配の連絡をもらいました。


忙しい事は有り難い事と、
日頃感謝の気持ちを持ちながらも、
『忙殺』とは良く言ったもので、
忙し過ぎると、色んな大切な事を犠牲にしている事に
気付かなくなったりします。



「とにかく、今抱えている事をこなさないと・・」。



そんな事ばかり考えながら
車を運転している中、
リアルタイムではありませんでしたが、
春の高校野球の宣誓が流れて来ました。



石巻工の阿部翔人主将による選手宣誓です。
（以下引用）

「宣誓。

　東日本大震災から１年。日本は復興の真っ最中です。

　被災をされた方々の中には、苦しくて心の整理がつかず、
　今も当時の事や亡くなられた方を忘れられず、
　悲しみに暮れている方がたくさんいます。

　人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは、
　苦しくて、つらいことです。

　しかし、日本が一つになり、
　その苦難を乗り越えることができれば、
　その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。

　だからこそ、日本中に届けます。
　感動、勇気、そして笑顔を。

　見せましょう、日本の底力、絆を。

　われわれ高校球児が出来る事、
　それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。

　今、野球ができることに感謝し、
　全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。」



いやいや、泣けました。

特に仕事や状況と重ね合わせるつもりは
ありませんが、
何と言うか、一人の高校生の
その力強さと思慮深い言葉に感激しました。

このたくましい若者達がこの先歩む社会を
今現在の大人たちが、より良いものにしておく
義務があるなと痛感しました。



『忙殺』などされずに、頑張んなきゃ・・。


そう思わせてくれたひと時でした。



福田　聡