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福田聡の輸入住宅修繕日記::『バランサー』 交換

『バランサー』 交換

輸入住宅がブームになった頃から、アメリカの
「樹脂サッシ」が標準的に使われるようになりました。

今でこそ、断熱性能上、日本のメーカーでも
“樹脂製”が増えて来ましたが、アメリカでは
結構前から当たり前の品物です。


その頃のサッシが、メンテナンスの時期に
差し掛かって来ているようです。



R0013822.JPG

R0013824.JPG

多いのは、この部品・・
『バランサー』に関わるトラブルです。



R0013826.JPG

上げ下げする窓を上から吊っているこのバランサーが、
単に外れてしまう事もよくあるのですが、
今回伺ったお宅では、バネに連動するワイヤーが
切れてしまっています。

こうなったら、バランサー自体を交換するしかありません。



R0013827.JPG

R0013830.JPG

新品と比べたら、バネの錆も含めて
その劣化の具合がよく分かります。



R0013828.JPG

R0013829.JPG

この『バランサー』には、背面に品物の長さと
性能を表す型式が書いてあります。

この写真の場合、「20」が長さで「4」がバネの強さ。

「長さ」の数字が一致していないと、当然取り付けが
不可能ですが、「バネの強さ」の数字が一致して
いなくても、取り付け自体は可能です。

ただ、この数字が左右違っていたら、窓を上下させる時、
特に上げる時に引き上げる力が左右で違うため
バランス良く上がらず、またバランサーが外れたり
ワイヤーが切れたりの原因になります。



R0013842.JPG

同じ長さのバランサーですが、これだけバネの長さが
違っていたら、そりゃ強さも違いますよね。




『バランサー』を交換する際、特に時間が経っている
品の場合は、原則両方とも交換した方が良いと
メーカーは言っています。


作りとメカニズムは単純なのですが、
案外デリケートなシステムなのです。



福田 聡
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