生い茂った垣根の代わりになるフェンスを
探すのがひとつのテーマでもありました。
最も大きな目的は『風を通す』事。
選んだフェンスはこれ。
『ネオカットフェンス』
木と樹脂、各々の単独素材の製品を作る時に出た
端材を混合して作られた『人工木』と銘打った
素材で作られていて
“地球にやさしいリサイクル素材”
という事も売りにしているフェンスです。
板状のデザインもありますが、日本家屋的に
なるのでキュービックなデザインのものにしました。
型抜きされたスクウェアな穴には、大きく開けられたのと
小さく開けられたのとの2種類があります。
『インジェクションパネル』と呼ばれる約30㎝高の
パネルを溝がある柱に滑り込ませて取り付ける
比較的簡単な施工方法です。
人の目線が来る所には小さなスクエア。
上にはより多くの風が通るように大きなスクエア。
その組み合わせが、デザイン性も
引き立ててくれます。
エクステリアの業者さんが提案して来たこのフェンス、
質感、メンテナンス性・・
色んな面で僕的にはヒット商品でした。
福田 聡