可能な限り『修繕』の道は探ります。
何度かご紹介して来ていますが、「木製サッシ」の、
特にケースメントの下枠の腐蝕が非常に多いです。
木材は、表面が濡れただけでは簡単に腐ったりしませんが、
木口(こぐち)と言って、切った断面部に染みる水や、
釘やビスを刺した所から染み入る水に対しては、乾く
環境が無ければ腐蝕しやすいです。
生きている木か、死んでしまっている木かを見極め、
死んでいる部分を交換します。
交換の材料には耐腐蝕性の材料を使い、塗装を施して
『修繕』完了です。
一見綺麗に見えるドアですが、窓の下の所が水の染み入りに
より錆びています。
表面だけの錆であれば補修も可能ですが、穴が開くほどの
錆のため、今後の手の掛かり方も考慮し『交換』の判断を
しました。
幸い、国内で手配が可能なデザインだったので、中10日程で
取り替え工事に掛かれました。
金物も交換が必要なほどの痛みはなかったので、注油だけして
そのまま使用しています。
取り替え前のドアは「スチール製」で、保護膜としての塗装が
痛んで水の浸入が起こると、一気に錆が出始めます。
塗装のメンテナンスが重要です。
新しいドアは、最近主流の「樹脂製」です。
錆びる心配はありません。
しかし、日光の当たり具合など、考慮すべきところもあります。
『修繕』か『交換』か・・。
その後の手の掛かり方やコストの事まで考えて、
適宜な判断をする必要があります。
・・が、基本はやっぱり『修繕』ですね。
福田 聡
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