アメリカでは「パティオドア」。

このサッシが全く動かなくなってしまいました。

外してみると、下側には戸車が付いています。
かなり重量があるサッシなので、
戸車もかなり頑丈です。

ただ、よく見ると、右側の車輪の軸辺りに
何やら異物が・・。


どうやら、軸に近いベアリング替わりの部品が、
変形してしまっているようです。
(上の写真が正常な状態)
これが原因で、この車輪だけが上手く回りません。

車輪は、このネジで上げ下げの調整が出来るように
なっていますが、車輪が一つ回らなくなる事で、
開閉時のバランスが崩れます。
その不安定な状態で無理に動かす事で、
重量により車輪が引っ込む側にネジが緩んで行き、
最後は車輪の回転が効かず、サッシ本体が
レールの上に乗っかり滑る・・。
つまり、開閉が凄く重たくなるわけです。

その結果、引き手に過剰な力が掛かり、
破損してしまうような事が発生するのです。

先日ご紹介した、アメリカからの取り寄せ品と
取り替えました。
ドアの鍵をご紹介する時によく語りますが、
何か、物が破損する時の原因は大きく括って二つ。
①経年劣化に伴う破損
②過剰(異常)な負荷に伴う破損
今回のケースも、②が当てはまります。
車輪の軸部分の破損から始まった
ドアの滑りの悪さが無ければ、引き手の
破損は起こっていなかったでしょう。
「少し」異常を感じた時に
処理する事が大事です。
福田 聡